疲れた心に映画がしみる

最近みた映画の感想を書き殴るだけのブログです

懐かしの我が家が大惨事「クロール -凶暴領域-」

クソみたいな仕事の忙しさがあり近頃まったく映画をみれていなかったのですが

ようやく映画見れました

「クロール -凶暴領域」


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ええ、パニック映画です

ワニです、所謂B級映画です

 

地元では公開されてる映画館は一つのみ

時間があった映画好きの友人たちと見てきましたよ

 

結論から言いますと

この令和の時代にこんなコテコテのパニック映画が見れるとは!監督ありがとう‼️

 

屋台のラーメン、馴染みの定食屋のような安心感のある出来です。最高でした!

 

タイフーンが迫るなか連絡のとれなくなった疎遠となった父親を探しにかつての我が家へ向かう主人公

タイフーンの影響で河川が決壊し近所のワニ園から狂暴なワニたちが脱走したことは誰も知らなかった…

 

ワニ+水害という最悪な状況、救助も見込めず懐かしの我が家が猛獣に占拠されているというありえない状況は笑えます

 

ですがパニック映画の主人公、そんなことではへこたれません

まずは圧倒的なフィジカル

序盤にわりと致命傷を負っていた気がしますが気のせいです

足を噛まれても普通に泳げますし

手を噛まれてもそのままワニを射殺します

父親や唯一の癒し犬のシュガーの助けもあって獅子奮迅の活躍をみせます

 

が、途中の「逆戻りじゃない!!」はさすがに笑いました

 

また、親父が良いキャラです

わりと物語の元凶なのですが主人公との和解シーン、その後は精神的主柱となり共に生き延びるため奮闘する姿は見ていて熱いです

ただ、選んだ行動が全部裏目に出ているのは笑えます

 

所々B級映画なりのツッコミ所がありますがそれも含めて良い塩梅の絶妙な作品でした

奴が帰ってきた!「13日の金曜日(2009年版)」

BSでランボーが二週連続放送ということでスタローン好きと自己紹介している以上、感想書くべきか?

 

 

と思いましたが、ランボーの感想なんてめちゃくちゃもうあるだろう!!と

特にランボー1作目なんて語り尽くされているかと思いましたので今回はネトフリで配信中の「13日の金曜日(2009年版)」の感想を書いていきます


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いや「13日の金曜日」も感想なんかありふれてるやろ!!とツッコミが聞こえて来ますが恥ずかしながら初見だったんですよ

ホラーは好きなんですがグロは苦手なこともあり…

 

YouTubeで浅井ラムさんがレビューされているのを見て興味を持って視聴した次第ですはい

 

ということで本題に…

 

物語はジェイソンの母親が女性を雨が降りしきる森のなかで襲っているところから始まります

どうやら息子が溺死したようでそれがキャンプ場の監視員の不注意だったとのことで恨みから監視員を殺して回っているようです

見逃した監視員当人以外はとばっちりもいいとこだな!

 

しかし最後の標的である女性はホラー映画の主人公特性があったのか、なんとジェイソンの母親を返り討ちにし首をはねてしまいます

女性は逃げ仰せ、雨の中には母親の死体…

が!なんとそこには死んだはずのジェイソンが蘇っており彼の母親が死ぬ一部始終を目撃していたのでした

そしてジェイソンは形見のペンダントと母親の生首、そしてかれのメインウェポンである鉈を抱えて森の中へ…

 

時代は進んで現代

男女5人組がかつて惨劇のあったキャンプ場にやって来ます

どうやらドラッグの原料となる植物がありそれが目当てのようです

で、日も暮れてきたしここでキャンプをするとホラー映画の定番とはいえ何で若者はドラッグとS○Xを始めてしまうんですかね?

そんなとこで例え怪物や幽霊がでなくてもしたくねえよ普通!

まあおきまりなので仕方がない、おまけにカップルが廃墟とかしたキャンプ場の跡地の建物を探索

女の子は気味が悪い、イヤな予感がするといい帰りたがりますが彼氏は面白がって進んで行きます

その間にジェイソンさんが登場、ドラッグの葉っぱを見つけた男やテント内で合体行為に勤しんでいたカップルを素早い手際で処理します

見ていて気持ちがいいくらいの早業です

つーか罠がエグい、リブート版のジェイソンは職人気質です

一方、探索中のカップルは小屋のなかで誰かが最近までいた形跡を発見、ジェイソンの母親の片身のペンダントや母親の生首を見つけてパニック

そしてジェイソンが案の定現れ、彼氏は殺され、彼女に向かって鉈が振り下ろされるところで暗転

 

6週間後

かの地にまた新たな若者たちがやってきます

リーダー格で別荘を持っているイケメンを中心とした7人組と先ほど最後に襲われていた女の子の兄

アメリカ映画でよく見るガソリンスタンドとコンビニが一緒になった店で会しているのですがまあ険悪です

お兄さんは妹を探すのに必死ですがレジが空かないのでイケメンはイライラ

ちなみにお兄さんもイケメンですよ

 

まあそんな彼らが結局キャンプ場に集結し、ジェイソンの餌食となっていきます

果たして彼らはジェイソンから逃げきることができるのか!?

兄は妹と再開することができるのか!?

 

オチはまあですよねーって感じですが

これから13日の金曜日シリーズを見ようと思っていた僕には楽しめました

ジェイソンの怪力とタフネスぶり、アホな若者たちが自業自得気味に殺されていくのはある意味爽快です

また殺し方も趣向を凝らしてあって感心しますね

おそらく1作目からの要素を含んだもしくはオマージュしているのかと思うので元が更に見たくなりました

 

もちろん旧シリーズが至高!とかこんな機敏なのはジェイソンじゃねーよ!

というご意見もあるかと思いますがこれから僕のように13日の金曜日を見てみようかなという方やグロやホラーは苦手だけどという方には見やすいのではないかと

そんなに驚くシーンや音でビックリするシーンはありませんので、どちらかというと志村後ろ後ろ的な感じである種ツッコミつつ見れます

一応R15指定で軽い程度のグロシーンとおっぱいが写りますのでご注意を

 

【ネタバレ有り】個人的には喜劇「ジョーカー」

「ジョーカー」

色々な考察や感想があるかと思いますがタイトルのように個人的には喜劇だと思います。

何より本人が最後に喜劇とデニーロに語ってますしね

 

この映画を見て悪影響が!という懸念もあると

内容的に影響を受け、狂気に走る可能性があることは否めないかもしれませんがジョーカー=アーサーはやはり大多数の人間とは圧倒的に異なると思います

 

アーサーは確かに心を病んでいますし、彼の身に起きたことも端から見れば悲惨で同情してしまうことばかり、いわば悲劇のヒーローのようにも見えます

 

しかし、アーサーは心を病んでいただけではなくもともと所謂サイコパスの気があったのではないかと

彼が他者と共感しているようなシーンは極めて少なく、他のコメディアンやテレビを見ていても彼が受けているところは他とズレたところばかり、ノートにも下ネタやポルノ写真が堂々とあります

ただ、不幸が続き自暴自棄になっているだけの中年ではありません

 

アーサーが自分の異常性を自覚しそれを肯定することで初めて自己満足につながりそれが結果的に現状のゴッサムの状況も助けて社会的にも承認されることになってしまったのかと


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常に笑っているようにという母の願いが呪いとなり、アーサーをギリギリ押さえていましたが、様々な出来事で徐々に崩れていき、母が嘘をついていた(精神異常だったこと)や自分のステージがテレビで笑い者にされていることをきっかけに、自分の感情を押さえる必要はない、自分か心から笑うために誰にも縛られず好きに行動する

今まで誰からも認められずろくに話してももらえなかった自分がやっと存在意義を見出だせた

そんなアーサーにとってはある意味サクセスストーリーです

そりゃあ悲劇ではなく喜劇でしょう

 

実際、悲劇と喜劇って紙一重なのかなと

当人にとっては悲惨な出来事でも端から見れば笑えることもあります

トッド・フィリップス監督はハングオーバーシリーズも監督されてますしね

あれも見てるこっちからすれば喜劇ですが当人からすれば悲劇でしょう(内容はぶっ飛びまくりですが)

 

スゲー長くなりましたが以上が僕の感想です!

アメコミ好きでもバットマン知らなくても映画好きなら一見の価値ありです!

ただ、ダークナイトやSvBみたいなものを期待していると肩透かしかもです

アクションは無しですので

【ネタバレなし】悲劇か喜劇か!?「ジョーカー」

スタローン好きって言っておいて記事の一本目が公開中の「大脱出3」でなく「ジョーカー」かよ!

とツッコまれそうですが…

僕の在住する地方には公開映画館がないんだよ!!チクショーめ!ネガティブだよ!


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という悲哀を込めて

劇薬と評される「ジョーカー」を見てきました。

巷では批評家達からは絶賛、一般の観客達からは賛否両論と何かと話題だそうで

まあ確かに好き嫌いは激しく別れそうですが僕にブログを始めようと思わせる動機を与えてくれる程度には影響力のあった映画でした

 

本題に入ります

これはヤバい!アーサーが劇場でだだスベりしてるところを筆頭に痛すぎてヤバい!共感性羞恥の僕にはキツすぎる…

冗談はさておき、散々言われてますがホアキン・フェニックスの演技がすごいの一言です

心の病を持ちつつも、決して悲観せず生活してきたアーサー、ゴッサムの街の人々の悪意に晒されるうちにさらに病んでいく

そしてある出来事をきっかけについにジョーカーへと変貌する…

 

言ってしまうとアメコミ原作、バットマンのジョーカーでなくても完結できそうな物語です

それが賛否両論ある理由のひとつかなーと

ただ後のバットマンに繋がる出来事が発生したりなどファンにはニヤリとする展開もあります

ジョーカーというキャラクターの新たなストーリー

様々に展開してきたバットマンシリーズの一つとして僕は有りかなと思います。

アメコミ好きでもバットマン知らなくても映画好きなら一見の価値ありです!

ただ、ダークナイトやSvBみたいなものを期待していると肩透かしかもです

アクションは無しですので

ネタバレ有りは次の記事で

 

 

はじめまして

はじめまして

 

当ブログは社畜アラサーのおっさんが

最近見た映画の感想を書き殴るだけのブログです。

学もなければ芸もないので真っ当なレビューや面白い文章は書けません

ただ個人が見たくて見た映画の感想を主観で書かせてもらいます

高尚な考察や演技の感想などは語れませんので悪しからず

 

画像で使わせて頂いているようなステイサムやシュワちゃん、スタローンが大好きです